釣り場でよくあるシーン「隣のよく釣れてるおじさんからもらう小さめの魚」にスポットを当ててみます。
先日は、こちらはまったく釣れないのに、となりでチヌ、キビレ、ヘダイといった小型の魚を釣り上げるおじさん。
釣りをしていると、隣のベテランおじさんがバケツいっぱいに魚を釣り上げていること、ありますよね。
そんな時、話しかけてみると大抵親切にアドバイスをくれたり、釣りのコツを教えてくれたりします。
そして最後に、「これ持って帰りなよ」と言って、小さめの魚をいただく――これぞ釣り場でのあるあるエピソード!
でも、この小さな魚たち、家に帰ってからどうするか悩むことも。
そこで、今回は「命を大事においしく食べる方法」をご紹介します!
小さな魚を活かす!おすすめ調理法
- 一夜干しで旨味を凝縮
一夜干しは、初心者でも簡単にできるおすすめの保存食です。
作り方:
1. 下処理:ウロコを落とし、内臓を取り除きます。
※魚が小さいので、キッチンバサミがあると便利!
2. 塩水に漬ける:水1リットルに対して塩30~50g程度を溶かした塩水に魚を30分程度漬けます。
3. 干す:風通しの良い場所で半日~1日ほど干すだけ!
干すことで、魚の旨味がギュッと凝縮され、焼くだけで絶品おかずに早変わり!特にキビレやヘダイは脂の乗りが良いので、一夜干しにすると最高です。
- 素揚げでカリカリおつまみ
小さめの魚は骨ごと食べられるので、素揚げにするとお酒のおつまみにもピッタリ!
揚げたてにレモンやポン酢をかけて食べると、止まらない美味しさです。
ワンポイント:
・片栗粉をまぶして揚げると、さらにカリカリの食感に!
・チヌやキビレは少し下味をつけてから揚げると臭みも消えてGOOD。
- お味噌汁や潮汁でホッと一息
小さな魚を丸ごと使って出汁をとると、驚くほど旨味が出ます!
そのまま具材としても楽しめるので、シンプルなお味噌汁や潮汁にぴったり。
作り方:
1. 魚を軽く炙るか素揚げして臭みを取り除く。
2. 水から煮込み、出汁を抽出。
3. 野菜や豆腐を加え、味噌や塩で味を整える。
食卓に並べると、釣りの思い出も蘇るひと皿になりますよ。
命を大事に、美味しくいただこう
釣り場で出会った小さな魚たちには、その命をいただく感謝を忘れずに。
自分で釣った魚でも、もらった魚でも、大切に扱えば、その味わいもひとしおです。
今回は、一夜干しに挑戦。
釣具コーナーなどで売っている、コテコテの青い一夜干し網を買って、干す。
塩焼きで食べましたが、料亭かよ!というぐらいに美味しい!
収穫した新米と一緒にたべるともう、絶品です!
塩は、奄美大島の加計呂麻島の塩など、天日塩がベスト!
次は自分が「くれる側」に!
今回の体験をきっかけに、釣り場で隣の人に魚をおすそ分けできる「優しいおじさん」になるのも良いかもしれません。釣り場でのコミュニケーションが、釣りの楽しさをさらに広げてくれますよ。
さあ、次の釣りも楽しみながら、小さな魚たちとの出会いを大切にしていきましょう!
皆さんの「釣りあるある」エピソードもぜひコメントで教えてくださいね!