グンっと竿が曲がり、よく叩くあたり。
これは、真鯛でしょ!?
と、水深のかなり深い、ここは、鹿児島県本土の薩摩半島南部にある山川港。
2号のハリスで、餌は業務用スーパーで買った殻付きアサリ。
ハリはグレ針9号
上がってきたのは良型のヘダイ。
真鯛がよかったな・・・、と思ったけれど、とりあえずお持ち帰り。
ネットで色々しらべてみると、ヘダイは見た目も美しく、実は食べると非常においしい魚として知られています。とのこと!
「なーんだヘダイか・・・。」という声は釣り場でもよく聞くので、美味しいのか?美味しくないのか?
今回は、ヘダイのレシピをご紹介します。
ヘダイの特徴
ヘダイはスズキ目タイ科に属する魚で、その鮮やかな銀色の体が特徴です。
チヌやキビレより、真鯛に形が似ています。
鹿児島の海では年中良く釣れているイメージです。
釣り上げたヘダイはこちら!
私が釣り上げたヘダイは、約46cmの大きさでした。
キレイな銀色の体と、力強い引きが印象的でした。
体高もまぁまぁあって、綺麗な魚体。
なんか脂ものってそうな・・・。
ヘダイの下処理
ヘダイの下処理は以下の通りです。
- 血抜きと内臓の処理: 血抜きをして、内臓を取り除きます。
- うろこと皮の処理: うろこを取り、必要に応じて皮を剥ぎます。
- 身の部分を切り分ける: 三枚におろすか、刺身や塩焼き用に適したサイズに切り分けます。
レシピ: ヘダイのタタキ
- 処理: ヘダイの刺身用切り身を用意し、塩を軽く振ってからキッチンペーパーで水気を取ります。
- タタキにする: 切り身の表面を強火でサッと炙ります。全体に焦げ目がつく程度に焼き、内部は生の状態を保ちます。
- 薬味を用意: 大葉とみょうがを細かく刻みます。
- 冷ます: 炙ったヘダイを一度冷ましてから、薄切りにします。
- 盛り付け: 切り分けたヘダイを皿に盛り付け、上に刻んだ大葉とみょうがを乗せます。
- 味付け: レモン汁と醤油を合わせ、お好みでおろしにんにくを加えてタタキにかけます。
皮付きと、皮無しをつくったのですが、美味しかったのは、皮付き!
ヘダイは本当に皮目が美味しい!個体差があるのかもしれませんが、内臓脂肪もたっぷりだったので、余計に美味しかったです。
まとめ
ヘダイは初心者でも狙いやすく、釣りの楽しみを倍増させてくれる魚です。
釣ってすぐに食べる鮮度は、市場のものとは比べ物になりません。
ヘダイが釣れたら、是非、皮付きの刺身で食べてみてください!