Jealous Guy – John Lenon

Jealous Guy
カテゴリ: ロック

母方のじいちゃんが愛用していた「ラジオ付き煙草箱」

考えるところがあって、亡くなった母方のじいちゃんとばあちゃんに謝りに行きたくなった。
さすがに21時ぐらいだったので、墓にはいけず、叔母の家の仏壇に線香をあげにいった。

じいちゃんとばあちゃんの写真があり、線香をあげると少しだけ落ち着いたけれど、何か怒られている感じも受けて…。

長い間島にもっていっていた、じいちゃんの形見で、うちの”神棚”として置いてあったじいちゃん愛用の「ラジオ付き煙草箱」。

鹿児島の実家に持って帰ってきて、床の間においていた。

昭和56年5月17日に購入したのだろう、そうマジックペンでじいちゃんの筆跡で書いてある。

灰皿や、飾り金具はサビがはいり、ところどころネジもない。

ラジオのところが気になって、中を開けてみると、ハンダでとめてある部分がゆるかったり、チューニングボタンが固着したり。
スピーカーも結構腐食している。

ならないだろうと思っていたラジオだが、四角い9V電池をつなぎ、チューナーとボリュームを回すと、
MBCラジオがかすかに流れた。

数分音楽と、アナウンサーの声が聞こえて、固着したボリュームボタンを回すと、音が出なくなってしまった。

数分だけ聞こえたラジオを聴き、色んな感情がこみあげてきた。

”修復しよう。”
”壊れていたと思ったものはまだ壊れきってない。”
”ちょっとづつ、丁寧に修復しよう。”

すぐにAmazonでラジオ工作キットを注文。
とどくまでの間、飾り金具や、金の灰皿部分を丁寧に磨き上げていこう。

せっかくの時間ができたのだから、元の姿とまではいかないけれど、ちゃんとラジオが聴けて、
ピカピカの灰皿と煙草入れになるように修復しよう。

昭和56年5月17日のこの日。
届いたばかりの「ラジオ付き煙草箱」を横に置き、郡山の静かな夕方の空気を感じながら、ラジオを入れる。

じいちゃんは、煙草を燻らせながら、焼酎も飲み、ラジオの音と一緒にばあちゃんが作る夕食の準備の音もゆっくり聴いていたのかもしれない。
ばあちゃんは、新しい「ラジオ付き煙草箱」を喜ぶじいちゃんを背中に感じながら、いつもよりちょっと贅沢な夕食を準備していたのかもしれない。

だから、まずは、じいちゃんのこの「ラジオ付き煙草箱」を修復しよう。
そして、エコーを1本吸ったら、次は墓参りに行こう。




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